- CBDに使用期限はあるの?
- 期限切れのものを使うと身体に悪い?
こんな質問に答えます。
CBDの使用期限は?CBDはどのくらいもつのか
CBD自体(CBDアイソレート)の賞味期限は約2年ほどです。
食品のように腐ることはないかもしれませんが、時間が経つにつれて味や匂いが変わったり、効き目が弱くなったりすることあります。
CBDアイソレートとは大麻に含まれる成分から99.9%の純度で化学的にCBDを取り出したものです。
詳しくはCBDアイソレートとは?ブロードスペクトラムやフルスペクトラムとの違いも解説を参考ください。
CBDオイルの賞味期限に影響する要素
CBD製品の賞味期限(使用期限)に関係する要素は
の4つです。
含まれる成分
CBDオイルの主成分はキャリアオイルとよばれるCBDを溶かしているオイルです。
キャリアオイルにはMCTオイルが使われることが多く、オイルの期限が1年ほどであるため商品全体の期限が1年ほどとなっています。
また、香料も含まれる場合が多いですがオイルのほうが期限が短いためそこまで影響はありません。
包装容器
紫外線でオイルが劣化してしまうため、日光などから保護してくれる容器に入っている場合は使用期限を伸ばすことができます。
保存方法
紫外線の他に、温度も劣化につながります。
直射日光や過度の熱を避け、暗い場所に保管しましょう。
品質
CBD自体の品質も商品の期限に関係してきます。
不純物が含まれたり、CBD原料自体の保存状態が悪いと味や効果の劣化が早まってしまいます。
CBD製品が変色した!使用しても大丈夫?
CBDオイルがピンクや茶色に変色した
CBDオイルがピンクや茶色に変色することは珍しいことではなく、品質に問題はないため使用しても問題ありません。
CBDの色が変わるのは、劣化ではなく、熱と光に対する単純な反応によるものです。
CBDオイルに含まれるポリフェノールオキシダーゼと呼ばれる成分が日光にさらされると、ピンク色に変わることがあります。
カートリッジ/リキッドが茶色やオレンジに変色した
CBDオイルと同様に、CBDに含まれるポリフェノールオキシダーゼの変色が理由です。
通常通り使用しても問題ありません。
グミが溶けたり変色した
グミについては糖分を含むため、あくまで通常の食品と同じような考え方で判断したほうがよいです。
カビが生えていたり、変色したり、悪臭がした場合は食べるのはやめておきましょう。
結晶化した!固まった!使用しても大丈夫?
Vapeに含まれるCBDリキッドは温度が下がりすぎると結晶化してしまいます。
また0度付近になると加水分解が起きてリキッドの味が変質する可能性まであります。
おすすめの保存方法は?適切な温度は?冷蔵庫に入れれば大丈夫?
CBDオイルの場合
CBDオイルや紫外線から保護してくれる気密性の高いボトルに入れられています。
そのため購入時の容器に入れておけば、直射日光の当たらない場所・暑すぎない場所で保管すれば大丈夫です。
カートリッジ/リキッドの場合
常温で直射日光の当たらない場所での保管が適しています。
冷蔵庫に入れてしまうとオイルが結晶化してしまいますので気をつけましょう。
ワックスの場合
冷蔵庫で保管しましょう。熱や紫外線も大敵ですし、湿気があってもすぐに傷んでしまいます。
冷蔵庫も結露が発生してしまうため、使用しないようにしましょう。
グミの場合
食品と同様に室温か冷蔵庫で保存しましょう。
CBD以外のレアカンナビノイドCBNやCBGはどう?
レアカンナビノイドと言われるCBGやCBNについても、基本的にはCBDと同様で2年ほどが賞味期限となります。
よくある質問
CBDリキッドが分離してしまった場合は?
VAPEは温度が低いと主成分であるVGとPGが分離してしまいます。
室温でしばらく放置するか、湯煎することで元に戻すことができます。
CBDオイルが固まってしまった場合は?
CBDオイルに使われるMCTオイル(ココナッツオイル)は融点が20~28℃と高いため、気温が低い室内でも固まってしまいます。
CBDリキッド同様にぬるま湯で湯煎してから使用するようにしましょう。
CBDオイルやVAPEの捨て方は?
CBDオイルは食品扱いでお住まいの地域のルールに合わせて廃棄しましょう。
まとめ
CBDの使用期限や保存方法に関する記事は以上です。
見た目が変わってしまっても効果や品質に問題がないことが多いので捨てないように注意しましょう。