CBDアイソレートとは?ブロードスペクトラムやフルスペクトラムとの違いも解説

  • CBDアイソレートって何?
  • CBDアイソレートとフルスペクトラムの違いは?
  • CBDアイソレートの特徴について詳しく知りたい

こんな悩みに答えます。

CBDは合法であるのは勿論、安全で依存性もなく、その健康効果や医療効果が期待されています。

CBD製品には、CBDアイソレートを含めて全部で3種類のタイプがあります。他の2つの製品タイプも併せて知ることによってCBDの全体像がわかり、CBDアイソレートへの理解を深めることが可能です。

本記事では、CBDアイソレートの基本的なことから、アイソレートとフルスペクトラムの違い・アイソレートの特徴について解説していきます。

この記事を読むことで、あなたの疑問を解決することができますよ。

目次
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CBDアイソレートとは?意味や効果を解説

CBDアイソレートとは、アイソレート(isolate = 分離する)という名前の通り、もとの大麻草に含まれているCBD以外の物質を取り除いた、純度99%のCBD結晶粉末です。

カンナビジオール(CBD)は、大麻草に含まれる化学物質であるカンナビノイドの1つで、心身のリラックス・慢性痛の軽減・不眠の改善やうつの防止に繋がると言われています。

マリファナの主成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)も同じくカンナビノイドなので、心配になる方もいるかもしれませんが、CBDには、THCが持つ人を「ハイ」にさせるような精神作用はありません。

CBDアイソレートは違法?フルスペクトラムとの違い

CBD製品には、精製の度合いによって、CBDフルスペクトラム、CBDブロードスペクトラム、CBDアイソレートの3種類があります。

CBDフルスペクトラム

フル(full = すべての)スペクトラム(spectrum = 範囲)という名前が示すように、CBDフルスペクトラムには、大麻草から抽出したすべての成分が入っています。

大麻草には、CBDを始めとするカンナビノイドの他、香りの成分であるテルペンや、抗酸化作用を有するフラボノイドなどが含まれています。

CBDの効果を効率よく得るためには、CBDの純度が高ければ高いほど良いようにも思えますが、実はCBDを単体で摂るよりもこれらテルペン、フラボノイドなどを一緒に摂取した方が、より高い効果を得ることが可能です。

この相乗効果は「アントラージュ効果」(entourage = フランス語で「取り巻き」)と呼ばれています。

ただし、CBDスペクトラムにはすべての抽出物が含まれることから、日本では違法であるTHCも含まれています。

CBD効果を最もよく得られるのはCBDフルスペクトラムであるとされていますが、残念ながら日本では使用することはできません。

CBDブロードスペクトラム

そこで、このCBDブロードスペクトラムです。CBDブロードスペクトラムは、CBDフルスペクトラムからTHCを取り除いたものであり、日本国内でも合法で、安心して使用することができます。

そして、CBDフルスペクトラムと同様にテルペンやフラボノイドを含有していることから、アントラージュ効果も期待できます。ブロード(broad)は「広い」という意味です。

CBDアイソレート

先にも述べたように、CBDアイソレートは、大麻草の他の全ての成分を取り除いた、純度99%のCBDの結晶粉末です。白い粉末で、「CBDクリスタル」「CBDパウダー」等とも呼ばれます。

これまでの説明をご覧になって、アントラージュ効果のないCBDアイソレートにはあまりメリットはないのではないかとお思いになられるかもしれませんが、そんなことはありません。

CBDアイソレートの特徴を、次の項目で使い方の例とあわせてご紹介いたします。

CBDアイソレートの2つの特徴

次にCBDアイソレートの2つの特徴について解説していきます。

無味無臭である

CBDアイソレートは無味無臭なので、料理や飲み物など何にでも混ぜて摂取することができます。

そのため、他のCBD製品の味が苦手な人にもおすすめです。

価格が安い

CBDの純度が高いCBDアイソレートは値段も高いのでは?」と思われがちですが、精製の工程はそれほどコストがかからず、ほかの高価なCBDオイルに比べると、CBDの分量あたりの価格は安くなっています。

これからCBDを使ってみたいと考えている方は、まずCBDアイソレートを試してみるのもよいかもしれませんね。

CBDアイソレートは水溶性?脂溶性?

CBDは水溶性?脂溶性?

結論から言うと、CBDアイソレートは通常、脂溶性です

一般的に脂溶性のものはリボソーム、水溶性のものは水溶性アイソレートと呼ばれます。

脂溶性CBDアイソレート(リボソーム)と水溶性CBDアイソレートの違い

主な違いは粒子の大きさです。
脂溶性CBDアイソレート100-5000ナノメートルなのに対し、水溶性CBDアイソレートは25ナノメートルです。

そのため水溶性CBDアイソレートは脂溶性CBDアイソレートよりも4.5倍の吸収効率を誇ります

脂溶性CBDアイソレートと水溶性CBDアイソレートの違い

(参考:「RESEARCH ARTICLE」)

水溶性CBDアイソレートの作り方

水溶性CBDアイソレートの作り方

「ミセル」と呼ばれる小さな泡の中にマイクロサイズの油滴を結合または格納することにより、油に溶けやすい性質のCBDを水に溶けやすい水溶性へと変化させます。

ミセルは水に溶けやすい性質を持っているからその中にCBDを入れるんだね

この製法はナノエマルジョンとも呼ばれます。この加工により、CBDが直接血液に溶けることが可能になります。

CBDアイソレートの使い方

次にCBDアイソレートの使い方について解説していきます。

基本的にCBDアイソレートは他の成分を含まない単体成分なので、CBDオイルに加えることで濃度をコントロールしたり、好みの食用オイルにCBDアイソレートを溶かして、オリジナルのCBDオイルを作ることも可能です。

自身で様々な使い方をできる点は、メリットと言えるでしょう。

もし、CBDを含む飲料を作りたい場合には水溶性のCBDアイソレートを使用しましょう。

組み合わせは無限大!CBDアイソレートで自作カスタマイズしてる人の例

まとめ

CBDアイソレートやフルスペクトラムとの違いについては以上です。

CBDフルスペクトラムは様々な主成分が入っている故に日本では使用できませんが、CBDアイソレートにおいては違法となる成分(THC)が入っていないため、日本でも安全に利用することができます。

最後になりますが、本メディアではCBDに関連する基礎情報から、おすすめのCBD商品、VAPEの情報など幅広く発信しています。
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