- THCってどんな作用なの?
- THCは日本では違法…?
- THCとCBDって何が違うか分からない…
大麻成分であるTHC。このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

この記事を読むことで、カンナビノイド(大麻成分)に関して詳しく知ることができますよ。
まとめ|CBDvsTHCの違いのポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「CBDとTHCの違いのポイント」の要点だけを纏めました。
項目 | CBD | THC |
---|---|---|
違法性 | ×(合法) | ◯(違法) |
ハイになるか | × | ◯ |
ECSとの相互作用 | ◯ | ◯ |
副作用 | 複数有り | 精神活性の作用 |
薬物検査での表示 | × | ◯ |
痛みの緩和 | ◯ | ◯ |
吐き気の軽減 | ◯ | ◯ |
頭痛の軽減 | ◯ | ◯ |
不安の軽減 | ◯ | ◯ |
うつ病を和らげる | ◯ | × |
発作の軽減 | ◯ | × |
発作の軽減 | ◯ | × |
抗炎症性 | ◯ | ◯ |
不眠の緩和 | ◯ | ◯ |
食欲増進 | × | ◯ |
THC(テトラヒドロカンナビノール)とは
THCの正式名称はテトラヒドロカンナビノール(Tetrahydrocannabinol)と言います。
THCは神経系に影響し大きな副作用も特徴です。THCは体内に吸収されると、カンナビノイド受容体であるCB1受容体と結合します。



THCとCBDの効果の違いは?6つの観点でそれぞれ解説
次にTHCとCBDの効果の違いについて解説していきます。
THCとCBDはよく混同してしまいがちですが、両者の間には明確な違いがあります。



【THCvsCBD】化学構造の違い
THCとCBDは、ほとんど同じような分子構造を持っています。
上記のように炭素原子21個、水素原子30個、酸素原子2個から構成されており、この僅かな配置の違いによってそれぞれの性質や体への影響が変わってくるのです。



【THCvsCBD】向精神薬
次にTHCとCBDは類似した化学構造をしていますが、THCとCBDは同じ精神活性効果を持っていません。



【THCvsCBD】合法性(違法性)の違い
次に合法性における違いですが、海外では一部THCの利用が認められているものの、日本ではCBDは合法・THCは違法となっています。
THCが規制されている大きな理由としては、副作用が挙げられます。THCは脳神経に強い影響を与えるので、記憶障害や認知障害、感情制御の乱れなどを引き起こす可能性があるからです。
しかし、成熟した麻から採れる種子や茎は規制の対象外とされています。日本では昔から、成熟した麻の一部を使って加工品を作っていたことが理由と考えられます。
大麻草の茎は乾燥させて、衣類や網などの繊維製品として利用されていましたし、種子も江戸時代に七味唐辛子の材料として使われてていました。



【THCvsCBD】医療領域における利点の違い
次にTHCとCBDはどちらも医療領域において非常に有用な特性をそれぞれ持っています。



- 発作
- 痛みや炎症
- 不眠症
- 精神病や精神障害
- 炎症性腸疾患
- 吐き気や偏頭痛
- うつ病
- 不安やストレス



- 痛みや筋肉のけいれん
- 緑内障
- 不眠症
- 食欲不振
- 吐き気
- 不安やストレス
化学構造として似ているのでやはり同じような効果も持ち合わせています。THCとCBDどちらにも見られる効果の場合には、THCの摂取によって発生する陶酔効果を避ける為、CBDが好まれる場合が多いです。
【THCvsCBD】副作用の違い
次に副作用についてですが、THCは下記のような副作用があります。
- 心拍数の増加
- 筋肉運動における動作障害
- 口内乾燥
- 目の充血
- 記憶の喪失や不安



- 食欲の変化
- 倦怠感
- めまいや下痢
上記の作用はあくまでも精神活性特性の一部なので、大きな問題になることはありません。
しかしTHCにおいては過剰摂取において精神的な悪影響に繋がる可能性はあります。しかし直接的に精神障害に繋がるというデータや証拠はありません。
【THCvsCBD】薬物検査における違い
THCやCBDのようなカンナビノイドは体脂肪に蓄積されるので、摂取した数日~数週間の間は薬物検査に現れる可能性があります。



THCオイルやTHCリキッドは違法!CBD商品を活用していこう
THCとCBDの効果の違いについて解説してきましたが、THCオイルやTHCリキッドは先に触れた通り違法です。
まとめ
THCとCBDの効果の違いに関する記事は以上です。








